『授業を家庭で補完と文科省が通知』に対して東大卒の夫が予想すること
2020年6月5日に文科省が、学校と家庭学習を組み合わせて学びの遅れを取り戻すよう全国の教育委員会などに通知したようです。
これまで、文科省は夏休みの短縮や土曜授業で学びの遅れを回復する方針だったと思います。
実際に、公立小学校一年生の上の子の場合、週一時間多く授業をし、また夏休みを短縮すること方針を学校から伝えられていました。
教育委員会に通知したのが6月5日のようなので、きっと先生たちの耳にも正式にはまだ伝わっていないのではないでしょうか。
これについて、東大卒の夫が予想することを書いていきます。
1.コロナ禍でのこれまでの教育の動向
2.これからどうなりそう?
3.これからどうしていくか
1.コロナ禍でのこれまでの教育の動向
時系列で書きます。
- 2月 コロナ禍が日本で本格的に騒がれる
- 3月 上の子の幼稚園も休園になりました
3月末の卒業式も特別な形で実施
- 4月 入学式も延期や特別な形での実施
自治体から休校の正式決定のニュースが駆け巡ったのは多くの小学校が入学 式をしているその最中の時間帯だったと思います。
- 4月~6月 夏休みの短縮や授業時間の追加で対応するという方針開始
そんな過程で、6月5日に上記のニュースが発表されました。
中学3年生と高校3年生は2割を家庭学習で補い、中学2年生と高校2年生は2年間で挽回し、それより下の学年は3年間で挽回ということらしいです。
2.これからどうなりそう?
夫は『【賢者は歴史から学ぶ】や【歴史は繰り返される】という言葉がある。過去の大きな動きを見ると、文科省の教育大改革の代表作に【ゆとり教育 】がある。知識偏重是正や優劣をつけない教育を掲げて大改革を行った。主要科目の授業数は大幅に削減されて、教育内容も大胆に削減された。個人的な考え方はおいておいて、客観的な事実として、【ゆとり教育】は始まって10年後に見直され、主要科目の授業数の増加、削減された教育内容の復活は復活された。』と言います。
さらに『近いところだと英語で民間試験を大学受験に活用すると長期間にわたり検討の後、本番年度の昨年11月に延期が決定された。』と言います。
『そこから言えるのは、近いタイミングか、遠いタイミングで文科省の方針に大幅な見直しが入る可能性はかなり高い。』とのことです。
3.これからどうしていくか
これからどうしていくかについて夫は次のように語ります。
『このコロナ禍で公立の学校が休校の間も私立はオンラインなどで授業を継続しているところが結構ある。また、【ゆとり教育】の間も大手塾などは変わらずレベルの高い授業を続けてきた。かといって、私立の中学高校や大手塾に通わないといけない訳ではない。家庭学習を計画的に続けていくことが大事。公立の教育方針に左右されずに、教育方針とは別で計画的に家庭学習を続けることが大事。』
はい。当ブログで一貫して書いてきました、『義務教育に左右されず、計画的な家庭学習が一番』という結論です。(予想通りかもしれませんが・・・汗)
やっぱり、すこしずつやっていくしかないですね。