子供にどれくらいの頻度で勉強させたか(年長編【4】)
先日はピグマリオンの教材を使用する理由、そして点描写について書きました。
今日はピグマリオンの別の教材について書いていきます。
おさらい
ピグマリオンの伊藤恭会長の全体を通した理念は、次のようなものです。
- 暗記型知識や単純計算の繰り返しといった幼児教育ではなく、幼児期の脳の発達を促し、その後の教育成果や人格の形成に良い影響を与えるための幼児教育
- 身体と心と知的能力の関連しながらの円滑な発達を助け、より優れた人間的知性を育む
- 「注意力」「構成把握能力」などの学習の基礎、数学能力を養う
そんな教材の良さからピグマリオンを選択した我が家では、多くのピグマリオン教材がある中で国語的なものよりも数学的・図形的能力を育成する教材を重点的に用いました。
積み木
おさらいはこれくらいにして、先日書きました『点描写』と並んで素晴らしい教材が『積み木』の問題です。
『積み木』といっても実際の積み木を重ねていく教材という訳ではなく、積み木の絵が立体的に描かれた図から何個の積み木があるかを答える問題です。
下の写真のような図になっていて、見えている場所だけでなく、隠れている場所の積み木の数も数えることになります。
これがまた簡単そうで実は簡単ではない、というちょうどよいレベルを攻めてくるのです。(笑)そして、徐々にレベルが上がっていきます。
上の子も最初は時間がかかっていましたが、次第に即座に個数を答えるようになっていき、親が数えきるよりも早くなってくるほどです。
これも、子供の学習能力を存分に引き出し、続けやすいようにレベル感の調整などの工夫が凝らされているおかげだと思います。
何の能力の向上になるかというと、もちろん、数学の図形的センスということになります。
本は全部で3冊あり、上の子の場合はこれも毎日1、2ページずつやっていった結果、あっという間に終わりました。
積み木の教材は他の出版社も出していますが、徐々にレベル感を高めていくという意味でも、ピグマリオ『積み木』の問題はお薦めです!
今日はここまでにしたいと思います。