夫・東大卒だから子育てがプレッシャー(汗)

東大卒の夫を持つ平凡なわたしの育児・教育の振り返りと記録

子供に算数を学ばせるために何をしたか(年長・算数編【2】)

前回、子供に算数を学ばせるために何をしたか(年長編その1)では、くもんの『いっきに極める算数』シリーズをご紹介しました。

 

 

 

 この教材は学年別の教育課程に沿ったものではなく、たし算、引き算、掛け算、割り算などの項目別に学年を超えて効率的に学習する教材でした。

 

ただ、学年別の学習はしなくてよいかというと、それはそれでしないといけません。なぜなら、たし算や引き算などの主要な項目以外にも、メートル(m)、センチメートル(cm)、ミリメートル(mm)やリットル(ℓ)、デシリットル(㎗)などの長さやかさの単位など細かな学習項目があり、これらは『いっきに極めるシリーズ』では取り扱いがないためです。

 

ただ、大半の項目は『いっきに極める』シリーズに含まれるので、通常の学年別問題集では、重複が多すぎます。そこで、我が家では、学年別問題集は少しレベルの高いものを選ぶことにしました。

 

そこで選択したのは『Z会グレードアップ問題集』です。はい。また、大手のものにしました。

 

コンセプトは次のように書かれています。

  • 中学受験も視野に入れた「教科書+α」の学習に(教科書レベルより少し難しめ)
  • 楽しく取り組める食う風が満載(パズル的要素が取り入れられている)
  • 他のお子様とをつける「かっこいいポイント」を掲載(問題を解く上でのポイント)
  • 保護者の方もしっかりサポート(解説が丁寧)

 

 

 

 

小学校1年生の計算・図形編と文章題編がありますが、まず計算・図形編から始めるのが入りやすくお薦めです。

 

 

 

 

この問題は基本的な演習問題は問題数をおさえて、その分、パズル的要素を含む問題であったり、単なる計算ではなく計算の考え方を学ぶ問題が入れられています。

 

例えば、小学校1年生では、ある数字を入れると決められた法則にしたがって数字が返還される箱の問題、ある図形を一方向から明かりで照らして壁に移った影の形から元の図形を考える問題。

 

これらは、東大卒の夫が言うには『たし算や引き算という単なる計算だけではなく、数字と数字の関係性に注目させる問題であったり、自然と図形を3次元でとらえる訓練をさせる問題で、算数が好きになるだけでなく、いつの間にか得意になるための工夫がちりばめられている』とのことです。

 

また、小学校2年生では、例えば、

5×9=5×8+?  や

12×4=6×?×4=6×?

などの問題は、夫が言うには『掛け算と足し算の関係性や中学の素因数分解の基礎が含まれていて、長期的な視点に立って算数を学ばせている』とのことです。

(※上記問題は著作権侵害を防ぐため、多少変えています)

 

確かに、最初はてこずる問題も結構あります。でも、繰り返し解くと、噛めば噛むほど味が出てくるスルメのような、そして定着したときには自然と応用力がついてくるような問題集となっています。

 

という訳で、我が家はくもんの『いっきに極める算数』シリーズで各項目の攻略を効率的に進めると同時に、『Z会グレードアップ問題集』で基礎から応用力をつける形で算数の勉強を進めていきました。

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