夫・東大卒だから子育てがプレッシャー(汗)

東大卒の夫を持つ平凡なわたしの育児・教育の振り返りと記録

子供の集中力

子供の集中力について書いていきたいと思います。

 

うちの子供は長男も次男もゲームやアニメなど、自分の好きなことをしている時は、それこそ親の『ご飯だからおいで!』とか『お風呂入って!』とか『もう寝なさい!』などのことばも全く聞こえないくらい、何時間でもひたすら集中し続けます。

 

だけど、お勉強となるとそんなに多くは集中力が続きません(汗)本当に子供の教育には悩みがつきません。。

 

巷には集中力が続くためのトレーニング方法があったり、はたまた子供の特性と捉えてADAHなんじゃないかと心配される方もおられるかもしれません。うちも心配したことはありました。しかし、夫と相談してみると『ゲームやアニメがいくらでも集中できるのに、勉強の時だけADAHで病気が原因ってすごく都合のよい病気だね。そんなわけないじゃん!(笑)』と一笑に付されました。

 

夫いわく、『確かに自分も、子供のころ授業が集中して聞けず、先生に叱られるとかあった。今の時代だったらADAHって言われていたかも(笑)でも、授業があまりにも退屈すぎて集中できなかったのもあったと思う。でも対策を思いついてからは問題にならなくなった。』

 

それは、次の3つらしいです。

 

1つ目は『姿勢』

それは、椅子に深く腰掛けて、自分のこぶしを握り、握ったこぶしがちょうど自分のおなかと机の隙間のスペースになるくらいにしっかりと椅子を引いて座ること。これを授業や勉強中はキープするよう意識するのだそうです。

夫いわく、『理由は集中するということは、他のものを触らない、見ない、考えないという状態を維持することと同じなんだ。脳は他のものを触ったり、見たりすると意識がそちらに向く。余計なものを触ったり、見たりするときは体が横を向いたり、下を向く。それから、他ごとを考えてしまう時っていうのは椅子の座り方もだらっとしていることも多い。椅子に深く腰掛けてこぶしのスペース幅をキープすることを心がけていれば、他ごとをしようとしたときに自分で気が付いてなおせるから、結果として、集中力を保ちやすいんだよ。』

 

2つ目は『動機付け』

ここを集中することで自分が何が得するのかを説明すること。

我が家でもこどもは勉強をしたくないと言います。世の中では『勉強が好きで苦にならなかったから、楽しく勉強し、東大理三に余裕で合格した。だから皆さんも勉強を楽しいものとして子供に教えてあげてください。』と言われている方もおられます。そのように思えたら本当に素晴らしいこと。でも、他に楽しいこと、例えばスポーツやゲーム、Youtubeを知っている子供は、なかなか勉強が楽しいとは思ってくれないのが実際のところではないでしょうか。その場合、子供になぜ今勉強を集中してやった方が良いかをわかってもらうことがとても大事になります。

我が家では、子供に『やるべきことは決まっているんだから、集中して勉強時間が短くなればその分自由な時間が増えて、沢山遊べるよ。だから、今集中してやってしまおう。』とか、『今集中してきちんと身に着けて置いたら、復習の時の時間も短い時間で終えられるよ。』などと説明しています。

 

夫いわく、これにはもう一つ重要な点があるそうです。

『子供が自分で勉強を早く終えようと思うことは、仮に勉強をしたくてやっていなくても、疑似的に前向きに勉強に取り組む姿勢につながる。これだ本当に大事。人間の脳はやりたく無くて仕方がない、とか、やらされていることは記憶に残らないようになっていると言われている。早く終わらせて気持ちよく遊びたいという気持ちが、曲がりなりにも自分の意志で前向きに勉強に取り組むことにつながれば、脳も良い反応になると思う。』とのことです。

 

 

最後の一つは、授業中の集中力を高める方法で、『授業中は自分で教科書や資料集を読み込む』ことだそうです。

『先生が言っていることが面白くないと授業もいつまでも聞けない。それは、テレビ番組やYoutubeで、つまらない話はすぐにチャンネル変えてしまうのと同じだね。良い先生というのはむしろ限られていると思った方が良いかもしれない。だったら、どんな先生であっても授業で学ぶべき方法をしっかりと自分のものにする方法が重要になってくる。それは、先生に頼らない方法。具体的には、授業中は教科書や資料集、問題集を自分で読み進めること。同じ単元の教科書の項目を読んでいれば、先生の話は横で聞いていれば大体話はわかる。むしろ、自主的に教科書や資料集を読み込んで理解する作業の方が自分の中に染み込んでいく。

先生にしかられるじゃないか、という人もいるかもしれないけど、先生も会社の上司と同じで、結果を出している生徒や部下をしかることはあまりない。なぜなら、自分のやり方を変えさせて成績が落ちた時の責任をとれる先生も会社の上司もまずいないよ。ただ、仮にそういう先生や上司がいたら、適当にわかりましたと言って、従順な姿勢を示しておくことが大事。相手も人間なので、あまり反発してしまうと、内申や評価に影響して自分の首をしめることになってしまうから。』

 

とはいっても、集中力が本当に切れた時はやっぱり、息抜きさせています。自分の好きなゲームやボール遊びなどしてリフレッシュさせます。あんまり、無理ばかりさせて精神的につぶれてしまっては子供の人生を不幸にしてしまいますからね。

 

いかがでしたでしょうか。

皆さんのご意見、ご質問、お待ちしております!

 

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