子供にどれくらいの頻度で勉強させたか(年長編【3】)
先日は年長時に算数の勉強でどのくらいの頻度で何を使って勉強させたかを書いてきました。
年長時に算数をどれくらいの頻度で何を勉強させたかの続きを書きます。
1.どれくらいの頻度で勉強させたか
2.何の教材を使用したか(算数)
3.教材を使用した感想(算数)←ここの続きです。
2.何の教材を使用したか(算数)
①おふろでレッスン九九のひょう(くもん出版)
②九九のうたCD(どらえもんほか)
③はじめての九九(くもん出版)
④いっきに極める算数(くもん出版)
⑥能力育成問題集(ピグマリオン)←ここの感想を書いていきます。
ピグマリオンの能力育成問題集には本当に多くの教材があります。
- 点描写
- 判断
- 空間と位置
- 積み木の問題
- 重なり図形
- 季節感
- ことば
- しりとり
- 図形の合・分
- 重さ比べ
- 折り紙展開
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ちょっと書ききれなかったので上記でも一部のみです。(汗)
ピグマリオンの伊藤恭会長の全体を通した理念は、次のようなものです。
- 暗記型知識や単純計算の繰り返しといった幼児教育ではなく、幼児期の脳の発達を促し、その後の教育成果や人格の形成に良い影響を与えるための幼児教育
- 身体と心と知的能力の関連しながらの円滑な発達を助け、より優れた人間的知性を育む
我が家は基本的に教育業界の中でも一部の大手出版社の教材しか使わない方針です。これは、単に有名出版社や大企業を選ぶということではありません。
真剣に教育に向き合い続けている教育業界の中の限られた企業には、素晴らしい人材が集まり、また素晴らしい教育の経験やノウハウが財産として蓄積され、その結果が教材に反映されていると考えているためです。
そのため、基本的に我が家はブームの教材でも内容に素晴らしい点があるものを選ぶようにしてきました。その結果、大手出版社が大半であったということでした。
そんな中で、ピグマリオンの教材は、教育理念もさることながら、科学的な見地から作られた教材を作り続けられていることが本当に素晴らしいと考え、我が家で使わせていただくこととしました。
前置きが長くなりましたが(汗)
多くのピグマリオン教材がある中で国語的なものよりも数学的・図形的能力を育成する教材を重点的に用いました。
その中で、何と言っても外せないのが『点描写』の教材です。
『点描写』とは格子状に等間隔に点が並んでいる絵と、同じ絵で特定の点と点を線で結んだ見本の絵が並んでいて、点しか描かれていない絵の方に同じように点と点をつないでいくものです。
下の写真のように上に見本があって、下の格子状の点を同じように結んでいきます。
これをして何になるのとお思いの方もいらっしゃることと思います。
ピグマリオンの伊藤恭先生によると『「注意力」「構成把握能力」など、知能因子のチェックを一度に行えるので、小学校入試ではよく用いられます。小学校受験対策のはじめに、ぜひ取り組んでいただきたい』とのことです。
このほか、図形概念の能力向上にも効果があると言われています。
「注意力」「構成把握能力」などはすべての学習の土台になりますし、図形概念の能力が数学において重要なのは言うまでもありません。
小学校受験をされる場合に良いようですが、受験をしなくても、学習の基礎能力の向上や数学能力の向上のために大変良い教材と思います。
本は全部で4冊あり、徐々に複雑になりますが、上の子の場合は毎日1、2ページずつやっていった結果、あっという間に終わりました。
簡単そうで実は簡単ではない、という問題になっていて、子供も飽きずに楽しみながらやっていました。
大変お薦めの教材です!
今日はここまでにしたいと思います。