夫・東大卒だから子育てがプレッシャー(汗)

東大卒の夫を持つ平凡なわたしの育児・教育の振り返りと記録

子供が平仮名をなかなか覚えられないときに使う方法

子供にひらがなを覚えさせるためにしたことを以前記事にしました。

 

 

bellissimo.hateblo.jp

 

上の子は、ひらがな表、キャラクターのひらがなDVD、ひらがなドリルで割と簡単に覚えました。

 

一方で下の子は、上の子と同じ手ではなかなか覚えず、ひらがなカードを使った話も以前記事にしています。

 

ただ、下の子の場合はひらがなカードでもすんなりと覚えたわけではありません。

 

そこで、東大卒の夫の発案で行ったのは次の方法です。

  1. ひらがなカードを繰り返す
  2. ひらがなカードのイラストの説明をする
  3. 質問をゲーム形式にして、なおかつイラストの特徴を活かした敵にする
  4. ひらがなカードの文字の方ではなく、イラスト側でかるた

 

1.ひらがなカードを繰り返す

 

記憶させる、学ばせるうえで繰り返すのは鉄板ですね。

毎日、ひらがなカードを見せて『これはなーに?』とクイズ形式で質問を繰り返すことで覚えられるものはだいぶ覚えられます。

大人でも子供でも使える方法です。

ただ、この方法だけだと何回繰り返しても覚えられないものが結構残ります。

 

2.ひらがなカードのイラストの説明をする

 

次に行った方法がカードの反対側のイラストの説明です。

 

何回かひらがなカードを見せて『これはなーに?』と質問をしていると、下の子は『犬の【い】!!』みたいに答えていることに気が付きました。

『この子はイラストと関連付けて覚えているな』ということがわかったのです。

 

ひらがなの文字がいえない時というのは、イラストを見せてもそれが何か意味がわからず、そのイラストの名前も言えない時だったのです。

 

例えば、『そりの【そ】!』と答えてほしいのに、そもそも『そり』が何なのかわからないため、何回やっても【そ】が言えなかったのです。

 

そこで、

【百聞は一見に如かず】(百回聞くよりも一回見た方がよく理解できる)

ということわざ通り、まず『そり』が何かを実際に見せることにしました。

本などで写真があれば良いので、図鑑などでも載っていればそれでも良いでしょう。

ただ、今だとインターネットで動画で見ることが出来ます。

 

それこそ、現代版【百聞は一見に如かず】で、

【百画像は一動画に如かず】(百回画像を見るよりも一回動画を見た方が理解できる)

と思い、Youtubeなどでそりで遊ぶ子供たちを沢山見せました。(結局、一回ではない・・・笑)

 

その時に、『みんな雪の上をこのそりの上に乗って滑るんだよ~』とか『楽しそうだね~』とか『ぶつかると痛い痛いになるから気を付けないといけないんだよ~』などの理解の手助けになるよう解説してあげます。

 

すると、ようやく『そり』が何なのかが理解できたので、その後に何回かひらがなカードを繰り返すと『そり』が言えるようになってきます。

 

東大卒の夫が言うには、『人は誰でも生まれてから日常生活で言葉と接することで自然と覚えていく。何回も何回も物を見たり、触ったりという実体験を重ねることでいつのまにか理解して記憶していく。だから、動画を何回も見せることは、理解したり、疑似体験を簡単に積ませる方法として本当に有用。』とのことです。

 

この方法で今まで言えなかった文字もかなり言えるようになってきます。

ただ、まだ一部言えなかったり、昨日は言えたけど、今日は言えないとかもあります。

はい。繰り返しや更なる工夫が必要です。

 

3.質問をゲーム形式にして、なおかつイラストの特徴を活かした敵にする

 

毎日繰り返しひらがなカードをしようにも、下の子も飽きてきて『これ楽しいの?ひらがなやらない!』と言っていやがって、途中でどこかへ行こうとします・・・。(汗)

 

そんなときに東大卒の夫が言いました。

『僕はかなり多くのことをゲームで学んだ。ゲームで出てきて覚えたことは物語の特徴とかとからまって印象に残るからなかなか忘れない。それに子供はゲームは大好きだから楽しみながらできる。

 

そこでやったのが、ゲーム形式の質問です。

 

カードを倒すべき敵に見立てて、子供から離れた時からやってきて次第に近づいてくるようにして、ひらがなを言えたら敵が倒されるという設定です。

もちろん敵を動かしているのはわたしです。(笑)

近づいてくるときにゲームっぽく音楽を口ずさんであげると雰囲気が出ます。

下の子の場合はドラクエの戦いのときの音楽やピンクパンサーの音楽がお気に入りですのでそれを口ずさみながらやるととても盛り上がります。

そして、ひらがなを言えた時は敵(ひらがなカード)が『わぁ~』とか言いながら、そして回りながらふっとんでいきます。(笑)

反対に、言えなかったときはそのひらがなカードの裏のイラストの特徴に応じて攻撃されます。

例えば、『にわとりの【に】』であれば、『コッコッコッコッコ、コケッコー!!』と言いながらカードにつつかれる、という具合です。

 

ゲーム形式は、楽しみながら繰り返すことができ、そして印象にも残るので大変お薦めです。

 

4.ひらがなカードの文字の方ではなく、イラスト側でかるた

それでもどうしても覚えられないひらがなはその日の最後にイラスト側でかるたをします

『にわとりはどーれだ!』『これ!!』みたいな感じです。

最後に苦手なひらがなの印象を多少は残し、次の日につなげることが出来ます。

 

もう印象に残りさえすればなんでもありです!(笑)

 

<まとめ>

 

1.ひらがなカードを繰り返す

  • 繰り返しは勉強の鉄板
  • クイズ形式で

2.ひらがなカードのイラストの説明をする

  • イラストと文字のリンク
  • 言葉は実体験の積み重ねで覚えるのでイラストの説明に動画を活用することで疑似体験をさせてあげる

3.質問をゲーム形式にして、なおかつイラストの特徴を活かした敵にする

  • 子供はゲームが大好きなので飽きずにしかも印象付けられる
  • イラストの特徴を活かした敵にすることでイラストの印象も残す

4.ひらがなカードの文字の方ではなく、イラスト側でかるた

  • その日の最後にいえなかった文字でかるたをすることで印象付け

 

ひらがなカード 第2版―0歳から

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  • 発売日: 2007/12/01
  • メディア: 単行本
 

 

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